過去の自分に宛てた手紙を書いてみた件

最近LINE@で無料相談を始めてから、
相談件数が激増してる。
 
みんなホント色々抱えて生きてんだな~って
思うと、昔の自分を懐かしく思う。
 

 
たった数年前のことなのに、めっちゃ昔々の
誰か別の人のストーリーみたい。
思い出して泣くこともないし、
あの頃の感情を忘れかけてる感じ。
 
それは、完全に浄化されて感情が揺らがなく
なるほど、客観視出来るようになったのか?
はたまた、もう思い出す必要を感じずに
あえてその時の感情にフタをしてるのか?
 
オレ自身には分からない。
ってかオレが分からなかったら誰も
分からないか(笑)
 
そんな状態だから、勇気をだして相談して
来てくれた人に対して、どっか上から目線に
なってる時があるんじゃないか?と疑問に
思ったんだよね。
 
「大丈夫」とか「頑張れ」とかってのは
簡単に言えるけど、あの時のオレが本当に
求めていたものや言葉はなんだったんだろ?
それを鮮明に思い出せば、もっともっと
同じようなことで今苦しんでる人を元気を
出してもらうことが出来るかもしれない。
 
突然そう思ったから、過去の自分に対して
今のオレはどんなことを言ってあげたいん
だろう?ってことで、手紙を書くことにした。
 
多分、超絶長くなるかもしれないので許して
下さいませ!
 
 
拝啓
 
数年前のオレへ
 
まずは報告を。
アナタがどんなに苦しくても、悲しくても
辛くても、寂しくても、生きる希望を失っても、
何とか歯を食い縛りながら生きてくれたお陰で、
オレは今、凄く幸せな人生を送ることが
出来てます。
 
器のデカイ嫁さんと結婚し、
何でも言い合える暖っかくて愛に溢れた仲間
に囲まれてます。
 
本当にありがとう。
人生を諦めずにいてくれてありがとう。
 
人生のデスロードの始まりは突然だったよね。
 
携帯の電波もビミョーな山の中で、急に
パニック発作に襲われて、人生で初めて
「オレ死んじゃうのかな?」って思ったよね。
 
それまでは「死」なんて自分にはまだまだ
遠い未来のことだと思ってたから、まさか
あのタイミングとは、本当に怖かったよね。
 
病院に行っても発作の原因が分からず
藁をもすがる思いで、いろんな病院に行った
けど、長い間分からなくて本当に怖かったし
辛かったし、イライラしたよね。
 
そんな中でも仕事に行って偉かったね。
頑張ったね。
 
少ししてから発作の原因が「パニック障害」だと分かった時は、この世の終わりだくらい
落ち込んだし、信じたくなかったよね?
 
だってさ、大川忍は明るくて悩みごとは
寝たら忘れるくらいの能天気人間でさ、
そんな自分が好きだったんだもんね。
 
小さいことは気にしない!
とにかく笑えること大好き!
 
なのにどうして?
間違いじゃないかと医者を責めたし、
何より自分を責めまくってたよね。
 
そんなんだから病状は悪化して行く一方で
いつしか生きてることの意味すら分からなく
なって、自殺未遂しまくったね。
でもさ、死ねなくてさ。どんどん辛さが
増して、笑うこと、寝ること、外出すること
食べること、大好きなテレビを見ることすら
出来なくなって、気づいたら泣いてたね。
 
寂しかったよね。
辛かったよね。
 
さらに追い打ちを掛けるように
発病前は毎日のように遊んでた仲間達が
一斉にオレから離れて行ったね。
 
それと同時に家族の心も離れて行ったね。
 
この世に見方なんて一人もいないって、
涙が出なくなるくらい泣いて、叫んで、
暴れて、腕を切り刻んだね。
 
それを見かねて施設に入れられたことは
本当にショックだった。家族が大好きだったから。
 
何回も施設を脱走して家に帰ったけど
その度に施設送り返されたね。
もう、家にはオレの居場所なんてなかったよね。
 
悲しみや寂しさが、いつしか憎しみや恨みに
変わって行ったね。
 
死んでも許さないって思ってたけど、
今では凄く仲良しだよ。
 
あの時は親も辛かったんだって。
そりゃ仕方ないよね。
 
でも施設に入ったお陰で元気になれたんだから、本当は感謝しなきゃだけど、それはまだ無理だよね?
 
いいんだよ、自分のタイミングでさ。
 
その他にもいろんなことがあったよね。
 
親や世間体の為に無理矢理付き合った男との
間に子供を授かって、
オレって無類の子供好きだから、
出来ることなら生んであげたかったよね。
 
心が男とか、その時は関係なくてさ、
ただ自分のお腹の中に自分の子供が居るって
ゆうだけで、親心が芽生えたね。
 
だけど、どうしても中絶する選択をしなきゃ
行けなくて、「オレは殺人者だ」って、
長い間自分を責めて来たね。
大切な大切な自分の子供の命を大人の都合で
殺してしまったこと、悔やんでも悔やみきれ
ない気持ちでいっぱいだった。
 
マジで後を追いたいって何回もやったけど
やっぱり死ねなくてさ。
 
ホントはさ、生きたかったんだもんね。
幸せになりたかったんだもんね。
人生諦めたく亡かったんだもんね。
 
良かったよ。
そう思っててくれたから今のオレが生きて
居られるからさ。
 
だから、自分らしく思いっきり楽しく生きて
行くからね♪
 
もう心配いらないよ!
 
・・・・・・
 
や~。マジで過去のオレ頑張ったよなって
つくづく思うよ。
 
だから、オレに相談に来てくれる人だって
めっちゃ頑張ってるんだよね!
 
みんな頑張り屋さんだから、オレの癒しパワーを注入して行こう♪

ABOUTこの記事をかいた人

1977年8月12日生まれ。性同一性障害の当事者で35歳まで女性として生きる。2013年に戸籍を男性に変更。現在はカウンセラー、コーチ、 トレーナーとして活動中 。