池上彰さんのテレビで放送。LGBT特集を当事者目線で解説

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今回は6月20日(土)に放送された「池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP」でLGBTについて取り上げられていたので当事者目線で見て感じたことを書いて行こう。

■1・LGBTとは?

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何度もこのブログで紹介しているが改めて。LGBTとはセクシャルマイノリティとも言われ日本語では「性的少数派」と言われる。今日、ちょうど簡単な解説動画を撮ったので参考までに

L⇒レズビアン

G⇒ゲイ

B⇒バイセクシャル

T⇒トランスジェンダー

上記4つの頭文字をとって「LGBT」と称されている。

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現在日本では13人に1人7.6%の当事者がいるとされていて学校で言えばクラスに1~2人は居るということになる。

実際にオレが今属しているコミュニテイーに30名弱のものがあるが当事者はオレも含め確実に2人居る。これはカミングアウトしていない人は分からないので何とも言えないが6%を超えているのが事実。

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これだけの割合の当事者が居るのだから、もう知らないでは済まされない時代だとオレは思う。

■2・同性婚が認められている国

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現在世界では同性婚が認められている国も多数ある。

オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、メキシコ、ルクセンブルク、アイルランド米国(ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州など36州およびワシントンDC)、グリーンランド、エストニア、フィンランドなどがある。

アイルランドでは国民投票によって同性婚が認めされたが、アイルランドのケニー首相は自らも同性愛者であり、パートナーと結婚したことを公にしている。

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また同性婚とまでは行かなくてもパートナーシップ法などの法整備がされている国も沢山ある。

ドイツ、ルクセンブルク、イタリア、サンマリノ、アンドラ、スロベニア、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ、アイルランド、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、オーストラリア(州による)、イスラエル、ハンガリー、オーストリア、クロアチア、マン諸島(英王室属領)、ジャージー諸島(英王室属領)、ジブラルタル(英国領)、マルタ、エストニア、日本(渋谷区)、台湾(高雄市)

※デンマーク、スウェーデン、ノルウェーにおいては登録パートナーシップ制度にあるカップルが同制度にとどまることは可能だが、新規にパートナーシップを登録することは不可。この他、タイ、台湾およびベトナムにおいて、同性結婚法案が国会で審議されている。アジアではこれまで同性婚が認められた国はないが、タイ、台湾あるいはベトナムにおいて法案が可決されればアジア初となる。

2015年4月に1日より渋谷区でパートナーシップ条例が

施行された。

■3・渋谷区のパートナー条例

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渋谷区で4月1日に施行された「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」

条例全文により同性間でのパートナー証明書が発行可能になった。だが、現在証明書の発行はまだされていない。

※証明書を得るには、そのための公正証書を作らなければなりません(第10条第2項)。最低でも数万円、専門家に依頼する場合は数十万円が必要です。

今回可能になるのは、たとえば以下のようなこと。

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また、この条例は同性愛者だけでなく「同性愛者・両性愛者・無性愛者性同一性障害を含め性別違和がある者」が対象となるようだ。

■4・同性愛禁止の国

世界には同性愛を法律で禁止している国が存在する。

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同性愛者だと発覚した時点で死刑になる国
イラン、スーダン、サウジアラビア、モーリタニア、アラブ首長国連邦、イエメン、パキスタン

同性愛者だと発覚すると終身刑になる国
シンガポール、ウガンダ、バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、ガイアナ

同性愛者だと知られると投獄される国
ナイジェリア(14年)、アフガニスタン(15年)、アルジェリア(3年)、ボツワナ(7年)、カルメーン(5年)、エチオピア(3年)、ガンビア(14年)、ギニア(3年)、ケニア(14年)、リビア(5年)、モーリシャス(5年)、モロッコ(3年)、モザンピーク(3年)、セネガル(5年)、ソマリア(3年)、タンザニア(25年)、トーゴ(3年)、チュニジア(3年)、ザンビア(14年)、ジンバブエ(3年)、ブルネイ(10年)、マレーシア(20年)、ミャンマー(10年)、スリランカ(12年)、トルクメニスタン(2年)、ウズベキスタン(3年)、フィジー(14年)、キリバチ(14年)、マーシャル(10年)、パプアニューギニア(14年)、サモア(7年)、ソロモン(14年)、トンガ(10年)、ツバル(14年)、キューバ(1年)、ジャマイカ(10年)、ニカラグア(3年)、セントルシア(25年)、トリニアード・ドバゴ(10年)、バーレーン(10年)、クウェート(7年)、レバノン(1年)、オマーン(3年)、パレスタイン(10年)、カタール(5年)、シリア(1年)

それ以外に同性愛が罪とされる国
ジブチ、ガンビア、リベリア、マラウィ、ナミビア、セイシェル、スワジランド

■5・宗教と同性愛

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宗教によっても同性愛に対する考え方が様々である。キリスト教やイスラム教では基本的に同性愛は認めないという教えがあるらしい。

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以前は全般的にタブー視されていたが最近では宗教を信仰している人でも人権の尊重を考える方向にある。ただ、猛烈に反対の人が居るのも事実だ。

■6・東京オリンピックと同性愛容認の関係性

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最近、日本でLGBTに関する話題は以前に比べて耳にしたり目にしたりする機会が増えてきた。その背景には2020年東京オリンピック開催と大きな関係性がある。

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国際オリンピック委員会(IOC)ではLGBTに差別のある国ではオリンピックを開催しないと名言している。それは、選手の中にも同性愛者が居るからというのも大きな理由だ。

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ロシアは同性愛を規制している中ソチで冬季オリンピックが開催されたがかなりの批判があった。

「IOCはロシアの最高政府機関と、

この法律が五輪の訪問者と参加者の

権利を侵害することはない、と約束した」

と釈明をしている記事も見受けられる。ソチ冬季オリンピックの開会式にはこの法律に反対する国の首相が欠席した。

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東京オリンピックでも同じことが起きない様日本は必死にLGBTへの理解を呼びかけている。裏を返せばIOCに対して「日本はちゃんと対策してます」というアクションに過ぎないのかもしれない。でも、それでLGBTが受け入れられ易い環境になればそれでイイんじゃないかとオレは思ってる。

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それに伴い文部科学省は4月30日、同性愛や性同一性障害などを含む性的マイノリティ(LGBT)の子供について、配慮を求める通知を全国の国公私立の小中高校などに出した。
これまでは法律上の定義がある性同一性障害者に限られたが、それ以外についても国として学校に対応を求めたのは初めてである。

■7・編集後記

今回、改めてこの記事を書く事でオレ自身も色々な側面からLGBTに関係することを知れた。当事者であるオレが知らないことが沢山あるのだから、当事者じゃない人は知らないことだらけだと思う。だけど、もう知らないでは済まされない状況に来ているのは確かだから少しずつでもいいから理解を深めて行ってもらえたらと思う。

 

1 個のコメント

  • かつて異性愛も同性愛も普通であった日本なのに、外国と同じように差別された歴史があると思ってる日本人が多い。明治以降、他国の影響を受けて同性愛に疑問を持つ人が増え、同性愛者が多かった過去を隠すような事をしてきたからですね。日本は一番進んでいた国なんだと知らしめるべきです。因みに私はゲイじゃありません。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1977年8月12日生まれ。性同一性障害の当事者で35歳まで女性として生きる。2013年に戸籍を男性に変更。現在はカウンセラー、コーチ、 トレーナーとして活動中 。