ブラックバイトに泣き寝入りしない。知っておきたい労基法1

ニュースを見て初めて聞いた言葉
「ブラックバイト」
前々から「ブラック企業」については
問題になっていたし、裁判例も多数
あるので知っていたが、今やバイトまで
そのような不当な扱いを受けてるなんて
考えられないな。

まあこれも、非正規雇用が増えて来て
いるからターゲットにされる可能性は
充分あるか。

そこで、人事や労務に約9年間携わり
従業員の安全衛生を守る為の国家資格を
有する人間として、企業からの不当な
扱いに泣き寝入りしないように知って
おいて欲しい労働基準法の基礎的な
項目を書いて行こうと思う。

まず、大前提として労働基準法は
労働者を守る目的で作られた法律だ
ということを覚えておいて欲しい。
決して企業に有利に作られた法律では
ないので、企業は労働基準法の遵守を
しなければ罰則も定められている。
だから、労働者は権利として活用する
ことをオススメする。
企業は「労基」と聞くだけで対応する
パターンも多くない。

では、知っておくべき事項をひとつずつ
説明して行く。

採用時に確認しておくべきこと

1、下記の労働条件が書面にて明示
されているか?されていない場合は
必ず確認を!

使用者は、労働契約締結の際に、労働者に対して以下の事項について労働条件を明示しなければいけないとされています(労働基準法15条1項、労働基準規則5条1項)

① 労働契約の期間に関する事項
② 就業の場所及び従事すべき業務に関する事項
③ 始業及び終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇並びに労働者を二組以上にわけて就業させる場合における就業時転換に関する事項
④ 賃金の決定、計算及び支払の方法、賃金の締め切り及び支払いの時期並びに昇給に関する事項
⑤ 退職に関する事項(解雇の事由も含む)
⑥ 退職手当の定めが適用される労働者の範囲、退職手当の決定、計算及び支払いの方法並びに退職手当の支払いの時期に関する事項
⑦ 臨時に支払われる賃金、賞与及び最低賃金額に関する事項
⑧ 労働者に負担させるべき食費、作業用品その他に関する事項
⑨ 安全及び衛生に関する事項
⑩ 職業訓練に関する事項
⑪ 災害補償及び業務外の傷病扶助に関する事項
⑫ 表彰及び制裁に関する事項
⑬ 休職に関する事項

またパートタイマーにおいては下記も

① 昇給
② 退職手当、賞与、精勤手当等
③ 所定労働日以外の日の労働の有無
④ 所定時間外労働・所定日外労働の程度
⑤ 安全・衛星
⑥ 教育訓練
⑦ 休職

通常は採用の際に「雇用契約書」として
2枚作成され、双方確認のうえ署名捺印し
1枚を企業側が1枚を労働者がそれぞれ
保管する。これがなかったら必ず作成
してもらおう。「労働条件通知書」と
呼ばれることもあるのでおさえておこう。

労働時間についてのこと

通常であれば、採用時に定められた
時間内で勤務をするのが普通である。
ただし、繁忙期などにより残業や
休日出勤を要請される場合がある。
しかし、労働者は断る権利があるので
無理矢理やらされたら、それは違反行為
に当てはまる。

やりたくない時には勇気を持って
断ろう。

今回は以上。

次回は賃金について書く予定。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年8月12日生まれ。性同一性障害の当事者で35歳まで女性として生きる。2013年に戸籍を男性に変更。現在はカウンセラー、コーチ、 トレーナーとして活動中 。