「死ぬ為じゃない」リストカットしてしまう心理と対応方法

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今回はリストカット(自傷行為)の原因と対策について書いて行きます。オレ自身、数年間に渡りリストカットを繰り返していました。腕だけでは足りず、お腹な足などいたる所を傷つけました。

リストカット(自傷行為)にいたる感情

1)自分を見てほしい

大人の気を引こうとわざとイタズラをする子どものように、自傷行為をすることで他人が気にかけてくれる事を望みます。強く愛情を求める気持ちのあらわれで、不器用で純粋な性質から来ているものともいえます。他人との適切な距離感や愛情の求め方がわからず、赤ちゃんのときのようにただひたすら100%の愛情を求めようとして、結果的には手に入らず傷ついてしまうのです。

2)感情の行き場がない

強い怒りや悲しみ、寂しさの行き場がなく、そういった感情を自分自身にぶつけてしまう結果リスカにつながるケースも。

3)自分を取り戻す手段

現実逃避のためか自分が自分ではない感覚におちいるひともいます。リスカをした前後の記憶があいまいだったり、全く覚えていないというケースもあるほどです。
リスカはそのような状態から「現実に戻る」ための手段で、痛みや血を流すことで自身を確認し、現実を再認識できるといわれています。
また手首の傷を誇らしげに他人に語ったりするケースもあり、これも自分の行動を他人に話すことで現実世界へ自分を取り戻そうとする行動のあらわれとも言われています。

4)現実から逃げ出す手段

寂しさ、孤独、不安などの辛い出来事から逃げる目的としてリスカをするひともいます。いやでも意識が痛みに集中するため、余計なことを考えないで済むという声も。
耐えがたい辛い出来事があった場合、攻撃的になったり犯罪に走ったりするひともいますが、リスカをするひとたちはそれが全て自分に向いてしまう真面目さがあるのです。

上記から分かるように、リストカット(自傷行為)に「寂しい」「悲しい」「辛い」「イラつく」など複雑に感情が絡み合っています。

リストカットは死ぬ為の行為ではない

リストカットをするのは死ぬ為にしてるのではありません。
死ぬ為ではなく、リストカットによって心のバランスを保ち生きるために行われるのです。
一度に多くのストレスを感じると自暴自棄になってしまうのは誰でも経験があると思います。それが特に自分への自責に向かった場合、なんとか自分を痛めつけないと自責の念の方に自分の心が潰されてしまいます。そのため、自傷行為にいたるのです。一種の思考停止状態になって、とにかく腕を切ってしまうのです。やめろと言われてもやめることができないのですリストカットしてしばらくのあいだは自責の念が緩和されるので精神的には少し楽になることもあります。ところがあとでリストカットしたことを後悔することもあります。

リストカットをするな=死ねというようなもの

リストカットをしている人にリストカットをやめろというと、他に解消方法を失った自責の念が発散されなくなってしまいます。本人もそれが正しいことではないとわかっている場合が多くありますので、リストカットを無理矢理やめされるのは逆効果になります。

効果的な対策方法は?

本人も周囲も決してリストカット(自傷行為)をしたことに対して非難しないで下さい。特に周囲が非難すれば、本人がずっと内心に押し殺していた気持を共有できるようになる貴重な機会を失ってしまうことになりかねません。まずは複雑に絡まった「寂しい」「悲しい」「辛い」「イラつく」など感情をほどいて行くことが大切です。

「寂しい」「悲しい」「辛い」「イラつく」気持ちに共感してあげることがすごく大事です。

「寂しかったんだね」「辛かったんだね」「悲しかったんだね」「イライラしちゃったんだね」
それだけでも本人は心が軽くなります。自分の気持ちをもっと話してみようと思ってくれるかもしれません。気持ちを素直に話してくれた時には「話してくれてありがとうね。
またいろいろ話そうね。」と優しく声をかけてあげて下さい。

リストカットに代わる方法を見つける

下記はほんの一例です

① 太めの輪ゴムを腕にまいて、感情のコントロールができなくなったら思いっきり輪ゴムをひっぱりましょう。
※ ミミズ腫れくらいになっても、「痛み」はそれほど感じないことが多いです。

② 感情のコントロールが上手くいなかったら、台所に行って氷を10秒以上握りましょう。

③ 赤いペンで腕にシャッと線を引きましょう。

④ 運動の好きな子であれば、スクワットも有効です。30回一気にやって、息がきれるくらいやりましょう。

要するに切りたいと思った時に何か別のアクションをすることで切る行動をしないようにします。禁煙と同じかんじですよね。吸いたくなったらガムを噛むとか歯磨きをするとか、水を飲むとかと同じです。

リストカットは死ぬためじゃなく

生きるための手段。これを忘れずにいて欲しいと思います。

 

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2 件のコメント

    • コメントありがとうございます!
      安心感、分かります。

      いつか辞められるタイミングが来るので
      マイペースでいて下さいね♪

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1977年8月12日生まれ。性同一性障害の当事者で35歳まで女性として生きる。2013年に戸籍を男性に変更。現在はカウンセラー、コーチ、 トレーナーとして活動中 。